すっかり寒くなったイギリスと打って変わって、まだまだ暖かいローマだったので、持って行った薄いユニクロのダウンを着て出たら暑かった・・・

日中も夜も散歩するにはちょうどいい季節で、シーズンオフやから観光客が少ない・・・と言うシーズンオフの意味が分からん・・と私一人ハイシーズン気分で歩いてた。

ローマで通勤する人達を見てると、朝は少し気温が低いせいもありガッツリコートにマフラーをして出かけている。

暑そう・・・・

・・・とすっかりイギリス人仕様になった私の体感気温。

お天気に恵まれ片っ端から回った観光地の一部・・・

  
   
   
   
 
色々回り過ぎて、いったい何が何だったか・・・どれがどんな歴史があったかもう覚えておらぬ・・・
もったいない・・・今日もどこへ行って来たん?とファムカルロスに聞かれたが、コロッセオと・・・バチカンミュージアムと・・・トレビの泉と・・・・で詰まり、えっ終了!!??とびっくりされた。


それでも、ローマ時代の金持ちどえらい金持ってて力もあったんやなぁ・・・と言う感心はひとしきりしたぞ。

ローマの街は思ったより広くなく、ローマパスを買い3日間バス電車乗り放題だったのだが、目的地目がけてフラフラ町を歩いていると至る所にある歴史的建造物に出くわし、結果、あれ?ここ明日来ようと思ってた場所?とか、裏道を歩いてると不意に現れたコロッセオを見て、あ、コロッセオホテルから近い・・・昨日20分バスに乗ったのに・・・と言う事も。

が・・・
歩けると言っても、疲れる事は疲れる。
その上、歩きやすい靴は・・・と考え、筋肉痛覚悟でニューバランスのイージートーンを履いて行った私。
腹筋から太ももふくらはぎが一日で筋肉痛に。

こんだけイージートーン履いて歩いてんから、痩せたやろ~~!!と期待したが、どうもそうでもないように思える。

理由はもちろん消費カロリー以上に食ったから。

 
 歩きながら焼き栗も食った。

そう言えば・・・

コロッセオの近くで、まったく来る気配のないバスを待っていると、遠くから日本人らしき人が3人歩いてやって来るのが見えた。

ぼーっとしていると、そのうちの1人の女性が、ジプシーがいるよ気を付けて!!と声をかけてくれた。

ちょうど、この上なくぼ~~っとしている時だったので、口をポカンと開けたままうんうんと頷くだけで、せっかくの親切に答えるリアクションを取れず。
少し覚醒した頭で周りを見ると、ジプシーらしき人達が数メートル先に固まって話しをしていた。

ついその日の朝ジプシー女子達に襲われたばかりの私達(おもに旦那)は警戒心バリバリでバスを待っていた。

襲われたと言っても、なにを盗られたわけではないが、女子だけとは言え4~5人で何やら分からぬ言葉で迫ってくると、それなりにビビる。

朝、ホテルを出てホテルのすぐ脇の道をバス停に向かって歩いていると、数人のジプシー女子が一人は段ボールの切れ端を持って(私はそれに何か書いていて、例えばお金くれとか・・それを見せているのかと思ったら、何も書いてない段ボールを見せられただけやった)、一人は赤ちゃんを抱いて、その他の人達は手ぶらで何かを叫びながら近寄って来た。

旦那はあっという間に囲まれ、カバンを引っ張られそうになって思わず手で払いのけていた。

もしかしたら、ワイワイやって何かに気を取られているうちに財布でも掏るつもりだったのかもしれないが、イタリアに行く前に綺麗に整えられた10時10分の旦那の眉毛が、イカツイ顔をさらに厳つくした事が功を奏し(・・に違いないと私は思う)、日本語でなんやねん!と言いながら2~3回手を払ったら諦めて去って行った。

そのガイドのお姉さんが教えてくれたジプシーは動かず輪になって話をしていただけで、まだ誰も襲われていなかったので、お姉さんがどの危険行為について注意をしてくれたのかは分からないままだが、平和ボケに拍車がかかってる私たちには有難いお声かけだった。

観光地だから、やはりスリも多い。
ぼ~~としていては、安全に世界遺産は見れないのだ。

 
 イタリア旅行の前は眉毛をちょっといつもより角度をつけて剃ってみよう。

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