今回のロンドン行きで分かった事がある。

話しは遡るが・・・
カーディフに引っ越した後、日本に帰って話題になる事と言えばイギリスの食について。

やっぱり不味いんか?とか
日本料理食べれるん?とか
家庭料理は美味しいって聞いたけど?とか

その中に、イギリスに美味しい店あるって聞いたよ~とか、和食のクオリティが上がったらしいやん~とか言うのが混じっていた。

はぁ~~~!!!??いらっ いらっ いらっ

と、心の中で力いっぱい悪い顔しながら、


不味いって事はないけど、日本から来てくれた友達を是非連れて行きたい!みたいな美味しい店はないなぁ・・・普通・・・かな。と大人な対応をしたが、ちょうど外食産業のクオリティの低さに辟易していた時なので、かなり何ゆうとんねん・・ ・的な反抗心が芽生えた。ちょっと目の奥が光ってたかもしれん・・・

一応、不味いのか?と言う質問をした人には言ってあるが、決して不味くはない。
味覚は人それぞれなので、一概には言えないが、これくらいの金額ならこれくらいのクオリティーで・・・と思う範囲はある程度似た所に集中すると思う。

海外で食べる日本料理が高いのは仕方ないし、日本で食べる同じ値段の物よりクオリティーが下がるのも納得。

だが・・・それ以上に、なんか高い・・・って気がしてしまうのがイギリスの食なような気がする。

もうちょっと安かったら、また来るのになぁ・・・この値段は出せないわ~と金にうるさい関西人は考えてしまうのだ。

シンガポールにいた時は、逆にあちこち美味しい店に連れて行きたくて、シンガポールの国自体はたいして面白くないから・・・と2泊くらいで来ようとする友達に、短い!!!と延長を促したくらいだった。

が・・・
カーディフにでは、城やら博物館やらデッカイ石やら見るものはたくさんあるが、さて・・食事はどうしよう・・・と悩む。

フィッシュ&チップスも一度は食べてみたいやろけど、一回でええ。
たとえ友達が気を使って、今日もフィッシュ&チップスでええよ~と言ってくれたとしても私が嫌や。

なので、ガイドブックや観光案内、インターネットで美味しいロンドン・・・・などと書かれていても、やっぱりここでも何ゆうとうんねん・・・・と思っていた。

それなりの出版社やったりするのに、旨い!とか書いて大丈夫~~~?とかも思っていた。

・・・・・・
それが・・・・

ロンドンにはあるねん・・・・
めっさあるねん・・・

ロンドンにはたくさん日本人が住んでいて、イギリス情報=ロンドン情報に近いんちゃうか~?と思う。

イギリスに行くとなったらロンドンが多いやろうし、湖水地方に行ったとしても食の話しより綺麗なところやったで~~と言う土産話になるだろう。

結局、美味しい話しは全部ロンドンのレストランの話しで、カーディフに住む私にとってそれらの情報は嘘で~~~!と笑い飛ばすような話だったのだが、ここ数年でイギリスの中でロンドンだけ食のクオリティーが私の知らない間に急に上がっていたのだ。
↑自分の知らんとこで起こってる事の方が世の中に多いっちゅうねん・・・・

特に、MIちゃん夫婦がロンドンに引っ越してきて、美味しいもの大好き夫婦に連れて行ってもらう店に外れがないから、余計ロンドン旨いや~~~ん!!ってなるんやろなぁ。

学習した事・・・
ロンドンには旨いもんがめっさある。

今回久しぶりに旨い小龍包を食べて感動した店。
YOUACHA
http://www.yauatcha.com/soho/

  
 なぜかチャーハンからやって来た。

日本に来て、スターターから順番に持って来いって店員に言え~!とファミレスで無理難題を言うイギリス人相手にええんか??と思ったが、ええんやろな・・・めちゃ流行ってるもん。

     
   
 久しぶりにスープのたっぷり入った小龍包に歓喜し、
思いがけず旨かったケーキに感動した。
抹茶のシューは見た目ちょとなんやな・・・と思ったが、美味しかったわぁ。

次の日のディナーでA君が

イギリスはお菓子が美味しいよな~

と言った。

 
「イギリスは」って言うなぁ~~~!!
「ロンドンは」って言え~~~!!!!
世に勘違いが生まれる~~~!

と、心が4畳半ワンルームしかない私はつい必死のパッチで抗議してしまうのだった。

だってカーディフにはこのクオリティの店ないねんもん・・・
 
 
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