こちらへ来てすぐに、まだ届かぬ家財道具のピンチヒッターを探しに町へ出ると、家電売り場に必ずあるスロークッカーが目に入った。
日本ではあまりメジャーじゃないので、すっかり忘れていたが、前から使ってみたいと思っていた。
それが、こちらはタイマーがついてる物が少ないからか、劇的な値段で買える。
￡２０からあるで～！！
買うで～～～！！！！
少し大きめの￡３５の物を買った。
４０００円ほど。
これがまた使える。
こないだから、英会話スクールへ行く前に、いろいろぶち込んでスイッチをlowに入れて出かけている。
帰ってきたらめちゃいい臭いがしてると言う小人さんありがとう♪の気分←グリム童話小人と靴屋より
本日は英会話じゃないけど、お友達とお茶に行くので、鶏モモとリーク、じゃかいも、塩麹、しょうがでスープも美味しい煮込み料理。
このごっついザツイ感じが私好み。
こないだから、豚汁、スウェードとエビの煮込み、鯖大根、豚の角煮、鶏の甘煮・・・・ともう楽しくて仕方がない。
低温で長時間煮込むので、タンパク質が固まらずとてもやわらかいし、野菜など荷崩れせずに味が染みている。
もちろん、鍋でも出来るのだが、８時間付きっ切りで鍋を見ていられない。
なので、放置プレイ可能なこのスロークッカーが最高なのだ。
・・・・・と、ここで、圧力鍋があるやんか・・・と思うだろう。
そう。
圧力鍋。
日本では結婚祝いでもらった圧力鍋が大活躍だった。
お好み焼きの具にする牛筋を煮込んだり、みそを作る時に大豆を炊いたり。
どちらも結論から言うと似たような出来上がりだ。
肉もホロホロになるし、味もよく馴染むし、とにかく旨い。
が、出来上がりまでにかかる時間が格段に違う。
両方あれば色んな事に対応出来るのだが、今回このウェールズのライフスタイルに、このスロークッカーがとても合っている気がした。
今の生活だと出かけても出来上がり時間までに帰宅するので、タイマーがないタイプでも大丈夫やし、１２時間くらいlowで放置した事もあるが、焦げないし水分もなくならない。
もちろん、日本でも会社に行く前にセットして帰って来たら一品が出来ていると言う魅力的な状態もありだと思うが（その際、帰宅まで８時間以上になるのでタイマーがいるが・・・）帰りに急遽飲みに行くぞ～～！！となったら、鍋が心配やから今日はスンマセン・・と主婦らしい事を言いながら帰らないといけない。
飲みの誘いを断るなんて・・・それだけは絶対避けたい・・・・
圧力鍋で時間短縮して過ごす日々も充実してていいのだが、今この時間を持て余していると言う贅沢も期間限定なので楽しもうと思っている。
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