前にも書いたかもしれないが・・・・
すっかり忘れているのでもう一度書くが、イギリスの水は硬水である。
(スコットランドあたり、北の方には軟水の地方もあるが・・・)
バリバリの硬派
で、この硬水、あっという間に皮膚の油分をさらって行くと言う恐ろしい特徴がある。
シンガポールでも肌トラブルに悩まされたが、だいたい症状が出るのは引っ越して一か月を過ぎたあたりから、徐々にである。
こちらでもちょうど1か月半あたりで、カサっときた。
(なので、少々肌の弱い人でも、旅行くらいではそんなに酷い事にはならないはず。
が・・・肌デリケート友達のSちゃんは、ヨーロッパ旅行中水が合わなくて、肌荒れをして困ったそうなので、ほんとに弱い人は注意が必要。)
シンガポールでは水に入ってる塩素が日本より多いため、髪の毛が茶色くなる、肌が荒れるなどの症状がでる。
私はプールに入った後、ちゃんとシャワーしないと赤い斑点が出来るのだが、これと同じ症状が引っ越して一か月後、顔全体に出た。
これは、シャワーヘッドを変えるなどして解決したが、ここイギリスでの問題、硬水を軟水に変えるシャワーヘッドはない。
シンガポールと違い、寒いので溜めたお湯に浸かりたいし、そうするともうあっという間に全身カサカサ大王になる。
料理をする時も野菜の灰汁や調味料、もちろん食器洗い洗剤で酷い手荒れを起こす私は、もちろん食器を洗う時にはゴム手袋をしていたし、出来る限り旦那が洗い物を担当してくれているのだが、やはり野菜を切ったり肉を切ったり、その手をまめに洗ったり・・としているうちに、人生最悪の手荒れを起こしてしまった。
手のひらは完璧に主婦湿疹。
炎症から小さい水泡が出来、それがつぶれて皮がめくれる。
そして、手の甲がアレルギー反応に近い感じの症状。
手が真っ赤になり、小さいプツプツが集まり大きな島になる。
そして、異常に痒い。
実はゴム手袋でもコンディションにより、手荒れを引き起こす。
いわゆるラテックスアレルギーの軽いやつ。
こんなややこしい肌に生まれて来た事を恨んでもしょーがないので、解決策を必死で模索し、今のところ、ベストなメンバーを見つけた。
ただ今一緒に戦ってくれているみなさん↓
シャンプーとコンディショナーは最近使い始めたもので、匂いもいいし、シャンプーは硫酸塩が少なく、コンディショナーはシリコンフリー。
もちろん硬水は髪の毛をもキシキシにするので、シャンプー流した後のキシみを緩和してくれるし結構お気に入り。
で、これはホントに意外だったのが、アベンヌ。
日本で見た時は、別に温泉水が珍しいわけでもなく・・・
なんか良いような、まぁ普通??って感じかな…程度の使い心地だったが、この温泉水が硬水でアルカリ性になった肌を中和してくれ、刺激により赤くなって腫れるのを抑えてくれた。
とにかく、足の脛や、手の甲に出来た、かゆみを伴うアレルギー反応に一番よく効いてくれたので、感謝感激である。
お風呂上り、とりあえず、肌荒れのしやすい顔と手、足の脛あたりにアベンヌウォーターを吹き付け、その後、通常のお手入れに入る。
まぁ、水を吹きかけた後は乾燥するスピードが上がるので、一気にアベンヌのハンドクリームや、顔には化粧水やらクリームやら、体にはボディークリームを史上最高の速さで叩き込むのであるが、そりゃもう手が千手観音のように見えるくらいバタバタの風呂上りである。
寝る前にハンドクリームをたっぷり塗り、綿の手袋をして寝ると朝、痒くて死にそうになって目が覚めると言う事もなくなった。
それと、朝顔を洗うにあたり、私は洗顔石鹸を普段から使わない。
カサカサ肌なのに、必要な油分も落としてしまうからだが、ぬるま湯だけで顔を洗っても、顔に粉がふくようになった。
そこで、アベンヌウォーターをたっぷり顔に吹き付け、赤ちゃん用のおしり吹きで丁寧にそぉ~~~とふき取るようにした。
水でばしゃばしゃ洗えないのが、なんとも消化不良な感じだが、すっかり乾燥はしなくなった。
ちなみに・・・
アベンヌから一銭ももらってへんで~~。
そして、真ん中のE45シリーズは、普通にテスコにも売ってるが、どうやら、医者で出す保湿クリームと成分が同じらしく、高性能らしい。
コールドクリームを買って、手にも使っていたが、手にはアベンヌの方が効いたので、ボディークリームとして使っている。
そして、とうとううちの旦那の足が乾燥で皮が捲れてくると言う、あの全身ラードのような男にまで恐怖が襲い掛かった。
一度は水虫ちゃうん!!??一緒のバスマット使わんといて!!と酷い事を言われた旦那であるが(誰か知らん人が言ったみたい書いてるが・・もちろん言ったのは私だ)、一晩このE45を塗ったら次の日の晩にはほぼ完治していた。
http://www.e45.com/
これはなかなかのものだ!と他のラインナップを見てみたら、バスオイルを見つけた。
バスタブに溜めたお湯に少量入れると、保湿効果もあり、優しく肌も洗えるので、石鹸を使う必要がないのがまたいい。
もし硬水の攻撃でお悩みの方がいらしたら、お試しください。
ちなみに・・・日本のシャンプーや洗剤などは、硬水の国での相性は良くない。
特に石鹸成分など石鹸カスが以上に出て体に残り、逆に肌に悪い。
日本と同じ製品をこちらでも見かけるが、使用感は全く別物。
イタリアへ半年ほど留学してた友達が、日本でダブを使ってたからイタリアのスーパーで同じものを買ったら、ヌルッと感が残ってすごい気になったらしい。
昔、日本にいる時に、友達がイギリス土産にくれたボディーシャンプー匂いがすごくいいので、気に入ってたのだが、洗い流してもヌルッと感が残り慣れるのにずいぶん時間がかかった。
日本人は洗い流した後キュッ!< /strong>とならないと、洗剤が体に残ってる気がして嫌なのだ。
同じ製品でもその土地に合うように作られているので、シャンプーリンスボディーシャンプーは現地調達をお勧めいたします。
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