シンガポールで英会話のレッスンを始める時に、どの学校にしようかとすごく悩んだ。
ブリティッシュカウンシルと言う巨大な英語学校や、もう少し小規模で個人のニーズに対応してくれる英会話スクール。
私は、2~3人となら話し出来るが、大人数で話すのが苦手だ。気の合う友達なら7~8人くらいまでは行けるが、それも好ましくない。
なので、1クラス10人以上を定員としてる学校では、一言も言葉を発せず帰宅・・・と言う事が毎日続くのでは???
・・・と、少人数制で日本人の生徒が多い(先生が日本人慣れしている)ベルリッツを選んだ。
結果的には、その後仲良くなった人達やマイケルとの出会いのタイミングなどを考えると、私にとって正解だったが、実際私のあの当時の英語のレベルだとどちらに行っても同じだったと思う。
もしかしたら、運が良ければMIちゃんみたいに外人の友達が出来ると言うオマケ付きなので、外人の友達欲しいと言う人はブリティッシュカウンシルの方が良いかもしれない。
が・・・・・
今・・・・
大勢でひたすら文法を学ぶ毎日。
いや・・・これはこれでとても有意義な時間だが、一向に英語が上達しない。
トリスタンと言う男の先生の授業は分かりやすく、教えるのはすごく上手いし面白い・・・
なのに、何故????
と・・ふと、その理由に気が付いた。
アタシあんまりしゃべってないやん!!!
そう、ここで、文頭に戻るが、私はそれはそれは好きな気安い友達と一緒の時以外は大人数だと面倒くさくて話ししないのだ。
その上、授業中に横道それまくりの会話。
もちろん、英語で話すのだから、これも勉強と先生はある程度放置。
まだまだ古き良き習慣の残る日本の学校で学んだ私は、
授業中は静かに先生の話を聞く
余計な事は話さない
発言は手を挙げて
・・・・などの制約通りに動く脳みそになってるので、この無駄話しに付いて行けない。
その上、それ日本でやったらただの空気読めない人やん!!って言う話題を突然始めたり、やりたい放題なのだ。
向いてない・・・・
いや、もし逆にこれに慣れたら、空気読めない人になり日本人社会へ復帰できない・・・・
そもそも、私以外の外国人はそこそこ英語を話す。
・・・と言うか、根本的に得意不得意が日本人と大きく違うのだ。
彼らは、なんとなく知ってる単語を並べ、なんとなくそれらしく聞こえるように話す方法を知っていて、とにかく話すのだ。
理由は文法が母国語と似ている、似たような単語を使う、英語を話す人がたくさん旅行に来る、ある程度は学校で習う・・・・と色々あるだろうが、日本人とは大きく違うようだ。
が・・・・実際文法が良くわかってないので、過去形、現在進行形、現在完了形などの使い方を習う。
私の単語力は低い方なので何とも言えないが、なんで知らんの?と素で聞きたくなるような単語を知らない。
大学受験で英語を勉強した日本人なら彼らの比にならんくらい知ってるだろう。
英語で意思疎通は出来るけど、ちゃんとした英語しゃべりたいね~~ん♪
と言う人が来るのが大人数制の英語学校なのだ。
どっちかと言うと、日本人はそれら文法の方が得意である。
なんとなく、使い方も分かっている。
じゃぁ、何が必要で学校へ行くかと言うと、話すと言う事スムーズに出来るようになる為だ。
どんどん輪の中へ入って行き、授業中も周りはお構いなしにガンガンに喋りまくれる日本人なら問題ないが、どうも私はそのタイプではないらしい。
と言うか・・・そんなナオト・インティライミのような人なら、そもそも学校など全くもって必要ないわな・・・・
英会話スクールで生徒の世話係をしているキャサリンにこの話しをすると彼女は・・・
続ける事が大事なんだよ。
でも、今のaikoさんだったら、少人数制かプライベートの方が伸びると思うよ~。
だと。
やっぱりか・・・・・
そう、しゃべって英語の筋肉を付けなアカンのである。
と言う事で・・・・
家にチューターと呼ばれる家庭教師のおばちゃんに来てもらう事にした。
今週の火曜日が最初のレッスンだったのだが、おばちゃん1人でしゃべって帰って行った。
なんでやねん!!!!
次のレッスンには英語の勉強とは関係ない事をひたすらしゃべり続けてやろうと思う。
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