土曜日に、いつものように中医へ針をしに行った時のこと。
だいたい私の方が先に終わり旦那を待っているが、その間珍しく何台もパトカーが店の前を通り過ぎ、なんとなく近くに止まったような気がした・・・
別に気にせず、治療が終わり外へ出ると、隣の隣くらいの店あたりが黄色いテープで囲われている・・・
事件っぽい・・・
事件のあったっぽい店の前の道は、パトカーと警官と黄色いテープで閉鎖されていて、私達は道路を渡り反対側の道を歩くことになったが・・・
めっちゃ野次馬出てるやん。
いったい何が起こったんや?
で、あの店なんや???
日本人には馴染みがないのだが、Bookmakerと言う店。
ギャンブルする店だ。
日本とはシステムも違うらしいので、詳しくは語れないが、近い所で言えば場外馬券売り場みたいな感じの事をこの店がやってるらしい。
日本の場外馬券売り場なら、競馬場から派生されてるものであるから当然馬券しか売ってないのだが、イギリスのこの店は馬券以外、プロスポーツなんでも賭けの対象になる。
免許はいるが合法である。
で・・・
その事件のあった店
William Hill bookmakers
世界3大ブックメーカーらしい。
そんでもって、何があったんか??と、旦那とキョロキョロしながら歩いてると、オレンジ色の僧衣を来たアジアのお坊さんらしきオジサンが
泥棒入ったらしいで~~~
と教えてくれた。
そう言えば、朝、私達が来た時はまだ店が開いてなかったような気がするので、夜の間に泥棒が入って、最初に来た従業員が警察に連絡ってパターンか??などと、旦那と話していたら、先ほどのおっちゃんが再び道を戻って来て、
20000ポンド盗られたらしいで~~~
と、情報を追加しながら、私達を追い抜き、前から来た、知り合いらしき、バギーを押した若いお父さんにも挨拶のついでに事件について教えていた。
なんか・・
オッチャンの方が気になるわ・・・
なんで詳しいねん・・・
2万ポンド端数切捨て約300万円。
銀行強盗・・・と言われると微妙に地味な金額ではあるが、冷静に考えるとデカいやないか・・・
しかし、閉店後の店の中にそんな大金置いとくもんやろか??と疑問に思いながらも、お腹が空いて力が出ない・・・とアンパンマンに出てくるカバオ君みたいになってる旦那に昼ごはんを与えるべくして、気になるオッチャン店を後にした。
とりあえず、気になったのでカーディフニュースを読んでみた。
気になる方はこちら→http://www.walesonline.co.uk/news/wales-news/thieves-steal-cash-bag-betting-6075256
で、事件の概要は
どうも、年金生活者のおっちゃんが、置き引きにあった。
正確には分からないが、20000ポンドではなく15000ポンドらしい。
買ったお金を受け取りに来て、そのお金を入れたバッグを盗まれた。
オレンジ色のオッチャンについては謎のまま。
被害者のおっちゃんは、しょっちゅうこの店に出入りしていて、前から狙われてたかもしれんと捜査官が言ってるところを見ると、かなりの賭博好きと見た。
しかし・・・
せっかく大儲けして、浮かれて現金もらってその喜びも束の間・・・店でる前になくなったって・・・
おっちゃん、めっちゃせつないやん・・・
カーディフは安全か?と聞かれたら、安全やと答えるやろう。
ウチの家が泥棒に入られても、酔っ払いが図書館の横でちょと顔に血を付けて寝てても、ひったくり、置き引き、痴漢、そんなことは大阪の下町で生まれ育った私にとっては、珍しくない出来ことだ。
が・・・
やっぱり、大阪と違い、人口も少なく静かな田舎町であるだけに、なんとなく残念で怖い気もする。
おっちゃんが、汗水垂らして働いたなけなしのお金ではなく、あぶく銭を盗られただけまだマシやったな・・と思った朝である。
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