シンガポールにいる時に、恩師のオーストラリア人マイケルが私の送別会の席で
ところで、ウェールズってEnglandのどの辺にあるねん?
・・・・と、聞いた。
えぇぇぇ~~~!!!???
あんた知らんのん???
普通アンタが知らんかったら私も知らんやろ・・・
うち生粋のアジア人やで・・・・
・・・・が、その時偶然私は知っていた。
田舎へ引っ越す事は致し方ないが、ロンドンに頻繁に行ける距離かどうかは知っておかなくては・・・と調べていたから。
ロンドンから西に車で2時間半。
電車で2時間くらいの所やで。
東京と名古屋くらいの感じかなぁ。
と、言った。
マイケルは
えっ!!!
ウェールズって島ちゃうのん!!!
えっ!!なに??
自分の答えが不安になるやん・・・
そんなもんである。
いくら、オーストラリアがイギリス連邦加盟国でイギリスの植民地だった過去があったとしても、生活してる上でそんな遠い国の事を良く知らないのである。
まぁ・・・
考えれば、シンガポールもオーストラリアと同じようなもんか。
で・・・島でない事が判明した後、マイケルは
でさぁ~
グレートブリテンって何?
イングランドとどうちゃうのん?
と聞いた・・・
そやから、アンタが知らんかったらアタシも知らんやろ!!
重ねて言うが、生粋のアジア人で引越しもまだしてないし~。
自慢じゃないが、イギリス本土には一度も足を踏み入れた事がない女である。
結局、これに関してはその場にいた誰も適当な答が出来ず、なんやろなあ~で話が終わった。
関係ないが、その場に集まった面々を考えてみると、こんな事知らなくても、有名大学は卒業できるのである。
最近まで気にはなっていたが、たいして気にしてなかった。
どっちや・・・
が、こちらで生活するうちに
はっは~~~~~ん
そう言う事か~~~~
と分かり始めて来た。
私達がイギリスと呼ぶ国の正式名称は
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
これを略してUKと呼んでるらしい。
なので、マイケルの言うグレードブリテンってのは地図で見るイギリスのでっかい方の島の事を指して言うので、グレートブリテンと言うときにはアイルランドは含まれていないらしい。
通販で買い物をする時に、グレートブリテン島内なら配達しまっせ~と言う注意書きを見る事が良くある。
あ~~「海なら渡らん!」って事ね~と納得した。
で、その連合王国は4つの国からなってて
それが、ウェールズ イングランド スコットランド 北アイルランド だ。
・・・で ちなみに最近見つけた、イギリスに住んでらっさる方のブログによると
ブリティッシュとは4つの国の人全員を指し
イングリッシュとはイングランド人の事を言う。
・・・らしい
と言う事で・・・
キャサリン、マイケルに報告ヨロシク♪
あ、おすしがレッスンの時に、世間話のネタに報告してくれても・・・
オリンピックではひとつの国かと思いきや、サッカーやラグビーではそれぞれの国から代表が出て、盛り上がる。
ほぼ単一民族の日本では理解しにくい事が世界にはたくさんあるなぁ~~と常々思う。
友人の日系3世のブラジル人は、もちろん自分の事をブラジル人と言う。
見た目は日本人で日本語も流暢なので、彼と話をしてる間に、彼がブラジル人だと認識してたり、しなかったり、
祖父母は移民で日本人だけど、両親はブラジル人だから・・・
と、彼が言った時に、まだ見ぬ彼の両親の顔をバリバリのブラジル人顔で想像してしまった。
一緒にいた友達は同じように彼の両親をバリバリのブラジル人顔で想像し、えっ?ほんなら、なんでアンタその顔??と一瞬訳が分からなくなったらしい。
シンガポールに住んで多民族国家に慣れ、どう見てもインディアなお姉さんに私はイギリス人やから・・・・と、言われる事にも違和感を覚えなくなり、改めて世界は広いなぁ~~と思う今日この頃である・・・
死ぬまでにどれくらいの事を、見聞きして楽しめるのかなぁ~。
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