1か月ほど前、ウチの妹が、病院でもらっている余りビタミンが貯まって来たから送ったろか?とメールをくれた。
彼女は病院でビタミン剤を処方してもらっているが、処方された用量通りに飲まないので、どんどん余ってくるらしい。
今回は要らんと言えばええのだが、私が日本にいた頃同じビタミン剤を処方してもらっていた事もあって、余剰分がええ加減な量になったら送ってくれるのだ。
送料が結構かかるので、どうせなら日本に帰国した時にもらって帰ろうと思うのだが、どうも妹のペースは半期に一度譲渡したいらしい。
で・・・・
それなら・・・・
と、ついでになんか送ってもらおうかなぁ・・などと考えていた時に、旦那が炊飯器の水滴が気になると言いだした。
前から気になってたのだが、ご飯を保温状態にしていると、蒸気が蓋につき水滴が垂れてくる。
そして、その水分がご飯にしみて、一部お粥状態になってる事が旦那には勘弁ならんくらい気に入らんかったらしい。
この電気炊飯器、シンガポールで買った物で、イギリスに引っ越すまでは全く文句は言わなかったのだが、ここへ来て急に水滴が落ちるようになったのか、旦那がとうとうこれ嫌や~~!!!と言い出す事になったのだ。
ちっ・・・
お粥部分は主に旦那に食べさせていた事が裏目に出たか・・・
まぁ、炊飯器自体もだいぶ危ない。
炊飯中にぱこん!!ぽんぽんぽんぽんぽん、ぽんっ!!!と歌舞伎役者でも出て来そうな音がする事が日に日に増えている。
要するに、薄々、こいつ必死やな・・・とは思っていたのだ。
息も絶え絶えでご飯を炊かれてもな・・・・
まぁまだ使えるし、引っ越した後やな。あと数か月は頑張ってもらうか・・・
などと考えてる矢先の出来事。
そうしてるうちに、保温状態にしておくと細菌の繁殖率がアップするとか、旦那が徐々に怖い情報を仕入れ始め、そしてとうとう、炊いたらすぐラップでくるんで冷凍せよ!と言うお達しが出た。
が・・・・
そんなメンドクサイ事は嫌やじゃぼけ~~~!!!
だいたい、朝炊きあがったご飯をお弁当に詰め、それを昼ごはんに食べる。
ほんの数時間後の事だ。
ラップして冷凍してまた解凍して・・・・
ええ~~~い!細菌だらけの飯食ってやるわぁぁぁ!!!
そういう問題やない・・・
・・・と、ふと思い出した・・・・
日本では電気炊飯器がキッチンでやたら大きな顔で幅をきかせているのが嫌なので、ご飯を炊く時は土鍋で炊いていた。使わないときは収納できるし、やってみればたいして面倒でもない。
そして、ご飯が旨い。
炊いたご飯はそのまま土鍋に入れておくと、土鍋がお櫃代わりになり、冷ご飯も美味しかった。
で・・・・旦那が言った。
お櫃送ってもろて。
そう来たか・・・・・
まぁそれはやぶさかではない。
で・・・恒例の・・・ぐぐってみた。
もちろん、送料も含め、私の好みは曲げわっぱを買いたい。
が・・・・・
高い!!!!
最初に目に飛び込んだのは6万円の文字・・・
良く調べたらもう少し控えめな値段の付いた物もあったが、うちには高価過ぎる・・・・と、次に普通にお櫃を探した。
やっぱ、さわらかなぁ。
しかし、調べて行くうちに曲げわっぱもそうだが、木製の物はどうも扱いが難しい事も思い出してきた。
こんな怠慢女子が使ったら、カビやら変色やら変形やらのお祭り騒ぎは目に見えている。
とにかく、めんどくさいのは嫌なのだから、仕方がない。
だからと言って、塗りも問題がある。
実は以前、塗りのまげわっぱを買った事がある。駆け出しの作家さんが作っているもので、とても安価で手に入った。
が・・・・
私にはその漆の臭いが気になって気になって・・・
こうしたら漆のにおいが取れるよ・・・と教えてもらった全てを試みたが、取れず・・・・
結局、文房具入れと化している。
どうしたもんか・・・・と悩んでいたら・・・
陶器のお櫃を発見。
それも私が日本でご飯炊く時に使っていた土鍋と同じ、長谷園さんのもの。
ほんまここの製品大好き。
http://www.igamono.co.jp/recommend/index.html
よっしゃこれや!!と早速購入、実家に送り付け、ビタミンと一緒に送ってもらった。
このお櫃、電子レンジで蒸し料理が出来るように、ご丁寧に陶器のすのこが付いている。
それをキッチンに置いていたら、旦那が吊戸棚を開けた時に、重ねていたガラスポットが滑り落ち、すのこの上に落下。
一度も活躍せぬまま砕け散りはりました・・・・・
ち~~~ん・・・・・
ご飯用の土鍋も持って来たいなぁ。
旦那のスーツケースにそっと入れといたろか。
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